松山選手の2015 全米オープン初日
難コースに大健闘だが7Hに落とし穴アリ!
2015年度の全米オープンがワシントンのチェンバーズベイGCで開催された。アメリカでも北西部で開催された初のメジャー大会で行われた。コースができたのが2007年なのでわずか8年後にメジャー大会がおこなわれたことになります。大会前からの選手達による練習ラウンドでも酷評と云われているコースです。
そんなチェンバーズベイGCは高低差があり難コースという評価になっています。高低差、グリーン芝、アンジュレーションなどです。また初の試みでもあるこのコースでは日によって入れ替わるコースがありそれは1H、18Hなのですがパー4、パー5に入れ替わるそうです。初日の18Hはパー5、1Hはパー4になっています。
またあるコース脇には間近で2~3分続く貨物専用レールがあり列車も約50両ほど連なるためラウンド中に汽笛が鳴ったり走行音が聞こえたりして集中力を高めないとミスショットにもつながるコースもあります。そしてティーグラウンドにも若干の傾斜があるようです。メチャメチャ難しそ~(>_<)
メジャー大会では珍しくファブリックコースで全英オープンのようなリンクスコースでアメリカンブリティッシュコースと説明されています。芝(フェースキュー)もスコットランドから取り寄せたぐらいこだわったコースです。
難易度高いコースアンジュレーション
平地のないゴルフコースでどこにボールを狙えばいいのかわからない。グリーンオンしてもポアナ (Poa Annua)とフェースキューが入り混じったグリーンなのでゴルフボールが不規則に曲がったりする上にアンジュレーションがある。イレギュラーの多いグリーン上なのである。また特にコースマネージメントを要求されるコースなので打ち損じなどするとたちまちボギー、D.ボギーは当たり前のスコアになってしまいます。
ポアナ (Poa Annua) 芝
ポアナとはケンタッキーブルーグラスの一種で野生の芝で、有名コースですとぺブルビーチをはじめ、南カリフォルニアのゴルフコースには、 ベントにポアナ芝が (侵食) 混じったコースが多い。
フェースキュー
細く長い草で全英オープンなどで良く見られる草。ボールを見つけるのも大変だが、そこからの脱出は 極めて難しい。
そんなチェンバーズベイのコース説明です▼
近くでみてもこんなにマダラ模様にみえているということはどれだけ入り交ざった芝を植え付けデコボコなラインを読まなければならないという、考えただけでもゾッとするようなグリーン上の状態です。初日は比較的に風もなく土地柄的に夜梅雨により芝に水分が含まれてボールが止まりやすくなっていますが一旦風が吹き、グリーンも固めになったら難易度も上昇するといわれているコースです。
テレビをみてグリーン上がいつものグリーンカラーじゃなくマダラ模様で汚いイメージをもった方も多いとおもいますが(上の画像)、これがポアナ芝とフェースキューが入り混じっているためマダラ模様に見えてしまうという原因です(^_^;)
そんな中、松山英樹選手は、10Hからのスタート。前半戦は2バーディー、ノーボギーで33でラウンド。後半は1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーで37でまわりフィニッシュ。トータルイーブンパーでした。画像では18位タイとなっていますが更新され初日は26位タイでフィニッシュ。
そんな午前中にラウンドしていた松山英樹選手ですが後半、4Hで初のボギーを叩きましたがすぐさま5Hでバーディーを獲りバウンスバック。そして7Hで痛恨のダブルボギーを叩いた(^_^;) 下の画像でホールアウト後に青木功選手からの質問で『7Hはドライバーをなぜ使わなかったの?』と聞かれ『届かないとおもったので』と応答。
初日の7Hは距離が515ヤードのパー4です。初日難易度ランクが1位のコースになったいます。
ティーショットは3Wで突き抜け深いラフへ。残り203ヤードを2打目を深いラフから右手前のバンカーへ。残り60ヤードのバンカーからピッチングを使い3打目を打ちグリーンオンするがグリーン上のマウンドで戻される。距離の残った4打目ロングパットを微妙な距離のカップオーバー。5打目を外しダブルボギーになる。
松山英樹選手の初日ラウンド結果です↓
初日の松山英樹選手のウェアは黒イメージに赤のワンポイントのウェアが目立っていました♪
下の画像はキャディの進藤キャディ撮影から拝借しました。ごめんなさい進藤キャディ(>_<)
そうすると、2日目のウェアはホワイトキャップにイエローポロ、ホワイトパンツということですね。決勝ラウンドムービングサタディはブルーキャップにブルーポロ、ブラックパンツということです。勝負の最終日はホワイトキャップ、ネイビーポロ、ホワイトパンツになります♪
松山英樹選手を筆頭に日本人選手も健闘しています(^.^)
日本勢も初日ラウンド♪
世界ランク1位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は2オーバーで、大会連覇を狙うマルティン・カイマー(ドイツ)、藤田寛之らと同じ52位タイ。石川遼は1バーディ、5ボギーの「74」で4オーバー98位タイで2日目を迎える。
薗田峻輔は8オーバーの141位タイ。タイガー・ウッズは「80」の大叩きで10オーバー、出場156人中152位タイと大きく出遅れた。
タイガー・ウッズ選手がスタートラウンドに移動する一枚ですが、やはり貫禄ありますよね♪ 同じ組でまわるだけでも緊張しそう(>_<)
今大会の全米オープンではラウンドレポーターにLPGA選手を起用!
ラウンドレポーターにLPGA選手が多数起用された今大会。ほかにはモーガン・プレッセルやジュリー・インクスターもいたようです。
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なんと丸山茂樹選手の息子さんと同学年のコール・ハマー選手は同年代ではヒーローのように語っていました(^.^) そんなハマー選手の初日は77でラウンドし7オーバーの135位タイでフィニッシュ。そのハマー選手はアマチュアで全米オープンに出場するぐらいエリートで、ジョーダン・スピース選手なども在籍していたゴルフでは名門のテキサス大学に推薦が決まっているそうです。
丸山秀樹選手がアルゼンチンビーフパワー!と絶賛したA・カブレラ選手のドライバーショット!
アンヘル・カブレラ選手は初日、フィル・ミケルソン選手とバッバ・ワトソン選手とラウンド。そんなカブレラ選手がドライバーショットを放つときに解説の丸山茂樹選手が同じ年齢の45歳と告白!さらにまったく同じ誕生日(ちなみに丸山選手の誕生日は1969年9月12日)だと 告白!そんな丸山選手がカブレラ選手との会話で『なんでそんなに飛ぶの?』と質問したそうで、返ってきた言葉が『アルゼンチンビーフパワー』と返ったきたとのエピソードを語った。
前々からおもっていたたこと(^^)/
G・マックという愛称でも有名で実力のあるグレーム・マクドウェル選手(北アイルランド)って、映画アイアンマンの主人公でも有名な、ロバート・ダウニー・JRにそっくりな気がする(^.^)